恵日寺、史跡慧日寺跡
恵日寺(えにちじ)は、真言宗豊山派に属する寺で、正式には、磐梯山恵日寺と言います。
国重要文化財の「白銅三鈷杵」、国重要美術品の「鉄鉢」などがあります。また、慧日寺(えにちじ)は、昭和45年に国の史跡に指定されたため、復元整備が行われている最中で、恵日寺とは区別するために「慧日寺」という漢字が使われています。
近くには、磐梯山 慧日寺資料館や、うつくしま林道 本寺線などもあるので、福島観光に来た際に、立ち寄るといいでしょう。
というわけで、まずは、恵日寺、史跡慧日寺跡の詳細からです。
恵日寺、史跡慧日寺跡の風景 | |
アクセス | JR磐越西線、磐梯町駅下車、徒歩20分 |
住所 | 福島県耶麻郡磐梯町大字磐梯字寺西38番地 |
駐車場 | 無料 |
料金 | 一部、有料 |
お勧め度 | 75点 |
一言 | 真言宗豊山派に属する寺と、国に指定された史跡です。 |
写真 | 恵日寺、史跡慧日寺跡の写真 |
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恵日寺、史跡慧日寺跡のレポート
恵日寺、史跡慧日寺跡は、裏磐梯から会津若松に行くときに、偶然、見つけて立ち寄りました。偶然に見つけただけなので、はじめは「ここって観光地なのかな?」と思いながら、周辺を歩いていたのですが、なかなか、見ごたえがありましたよ。ただ、まだ復元整備の最中でしたけどね。
というわけで、恵日寺、史跡慧日寺跡のレポートです。
恵日寺、史跡慧日寺跡には、車で行ったのですが、無料の駐車場があったので、そこに車を停めて、恵日寺、史跡慧日寺跡の方へ歩いて行きました。
すると、小道を発見。
進んでいくと、恵日寺の門がありました。
門をくぐると、恵日寺の本堂がありました。
立派ですよね。
ちょうど、紅葉の季節だったので、モミジの木々が赤や黄色に色づいていて、いい感じでしたよ。
特に、真っ赤に染まった紅葉が綺麗でしたね。
そして、恵日寺を出て、史跡慧日寺跡へ歩いて行きました。
すると、史跡慧日寺跡の文字を発見。
どうやら、この辺りが復元整備されているところのようです。
ここは有料のようなので、別のところに行くことにしました。
史跡慧日寺跡から少し歩くと、うつくしま林道 本寺線という綺麗な道を発見。
車で来たので、気がつかなかったのですが、どうやら、山の上の方なんですね。
遠くに、麓の街並みが見えました。
そして、仁王門を発見。
実は、仁王門は、いつ建立されたのかわからないようで、今は、江戸時代後期に慧日寺の仁王門として建立されたと考えられています。ただ、3回、移築されたそうなので、当時の場所とは違うところにあるようですが。
そして、仁王門には、仁王像がありました。
この仁王像は、江戸時代中期に作られたそうです。
仁王門をくぐれば、そこに本堂がありました。
そして、仁王門から少し歩くと、不動院龍宝寺不動堂を発見。
不動院龍宝寺不動堂は、約180年前に、修験不動尊として再建されたと言われています。磐梯山修験の祈願所となっているそうです。
そして、不動院龍宝寺不動堂の隣には、乗丹坊供養塔がありました。
この宝篋印塔(ほうきょういんとう)は、乗丹坊の墓と伝えられているので、立て看板には「乗丹坊墓」とあるのでしょうね。
そもそも、乗丹坊とは、どういう人物なのかというと、慧日寺最盛期の衆徒頭です。慧日寺最盛期の平安時代末期には僧兵数千人の規模だったと伝えられているので、スゴイ人物だったということがわかります。
というわけで、恵日寺、史跡慧日寺跡は、歴史があるところなので、福島観光の際に立ち寄るといいですよ。
ちなみに、恵日寺、史跡慧日寺跡の駐車場から、何やら、マリア様らしき建造物が見えました。どこかの庭園にある像のようですが、今度、調査してみたいなと。
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